
今回は、送料のリサーチ不足で損したお話。送料無料出品が多いメルカリでは、事前に送料をよく調べておくことが大切な事を学びました。
100円で仕入れたゴルフヘッドカバーが1500円で売れて、せどりに味をしめた僕は、その後も、閉店するゴルフショップに何度も足を運び100円で投げ売りしている在庫品を買いあさりました。

ハイエナが裸足で逃げます
1個100円でワゴンセールに並んでいるドライバー用トルクレンチ(ロフト角やライ角を調整できるいわゆるカチャカチャ)
「これ全部ちょうだい」と、48個仕入れてきました。

中古でも1000円前後の相場で売れている事は事前にリサーチ済みです。
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さっそく、メルカリでレンチを3個出品してみました。
ミズノのレンチ(写真の白いレンチ)は送料込みで出品すると、800円で売れました。販売手数料80円、配送料455円、箱代50円を差し引いて、215円仕入れ原価100円なので、115円の利益。大の大人が仕入れ・出品・梱包・発送して、うまい棒8本です(笑)

ガキの使いやあらへんで
メルカリは送料無料が普通ですから、そのぶん価格に上乗せしておかないとこうなります。かといって高くするとメルカリでは売れませんが・・・基本、素人が不用品を売るプラットフォームなので仕方ありません。
逆に、何か買うときは、安く買うことが出来ます。
もう一つタイトリストのレンチは送料込み1200円で出品していましたが不落に終わりました。Yahoo!オークションやeBayは「送料別途」が基本なので次からはそちらにシフトしていきます。

下手こいた件はどうなった?
はい、もう1個キャロウェイのレンチ、未使用品ですが、長期在庫により汚れや、ワゴンセールで他商品ともみくちゃになった当りキズが多少あったので、中古扱い・着払い500円で出品しました。この着払いがミソの付き初めでした。
100円仕入れだから、500円で売れたら、販売手数料50円差し引かれても、350円の利益か、ま、いいやという感じでした。
出品すると、翌日「いいね」が1つ付きました。
いいね だけでスルーされるかと思っていましたが、コメントが来ました。値引きはいくらまで可能か?東京までの送料を教えてという内容でした。
500円を値切るかよ!と、内心思いながらも(笑)
400円でいかがですか?東京まで520円の送料になります。と返答すると、お値引きして頂きありがとうございました。購入させて頂きましたので宜しくお願い致します。と、丁寧なコメントを頂き落札されました。

250円の大儲け確定です
ところが、出品時に設定した「宅急便の着払い」というのが、普通のクロネコヤマト宅急便の着払いにしていたこと・・・というより、送料のリサーチミスにより、誤った金額を連絡していたことが大間違いでした。
事前にいろいろな発送方法を調べてはいましたが、僕は、普段使っている「らくらくメルカリ便」の宅急便コンパクトの送料450円プラス専用箱代70円で520円の「着払い」だと勘違いしていました。
でも、箱代は発送場所のコンビニで買うのだからおかしいですよね、あれ?
どうなんだろ?メルカリやネットで調べますがイマイチわかりにくく・・・
とりあえず、コンビニで宅急便コンパクトの箱を70円で買って、家で梱包し、再度コンビニへ持ち込みました。
料金を調べてもらうと、着払いで1,090円との事!
着払いにした場合、メルカリとクロネコヤマトが提携した格安料金ではなく、普通の宅急便料金になるようでした。
え~っ、520円ですって答えたのに~~!!いかんやん、どうしよ
う~ん、差額を荷物の中に同封しておけば良かったと、内心思いながら・・・
(宅急便の中に現金を入れてはいけません)

送料差額1,090-520=570円は、僕の調査不足、購入者に負担させるわけにはいきません。困った・・・
東京までの送り状をせっせと書いて、レジまで行き、店員さんが手続きをしている途中で、差額を振り込むとなると、振り込み代もかかるしなあ・・・
「すみません、元払いに変更できますか?」と、焦る僕
「できますよ、ちょっと待ってください・・・660円ですね」と冷静な店員さん
「お手数かけてすみません、元払いに変更してください」
そんなこんなで、無事、東京へ発送しました。

無事ではない
販売価格400円、販売手数料40円、仕入れ原価100円、箱代70円、元払い送料660円を差し引くと、-470円の赤字になりました。
購入者には、取引連絡で、発送済み、送料連絡のミスで、元払いに変更した事を伝えました。
購入者は東京の女性で、翌日、丁寧なお礼メッセージを頂きました。
とても感じのいい方なので、喜んで使っていただければノープロブレム。
僕的には、仕入れ、出品、連絡、梱包、発送して、-470円の赤字取引となり、
60過ぎのオッサンが何しゆうが?(笑)でしたが、物販の授業料だと自分に言い聞かせました。
メルカリはとても使いやすいプラットフォームで、送料も安く全国に一律価格で送れる、ゆうゆうメルカリ便(郵便局やローソンから発送できる)や、らくらくメルカリ便(セブンイレブン、ファミリーマートから発送できる)が便利です。
出品者元払いで設定しておくと、スマホからQRコードを発行して、コンビニの端末で読み込むだけで、実に簡単に荷物を発送できます。
取引相手の住所を知らせる事も無く、宛名書きも不要でオススメです。
発送方法はたくさんあり、送る品物によって梱包サイズや保証もさまざまなので、事前によく調べておくことが大切です。
今回身をもって学びました
また、物販では相場を知っておく事も大切です。例えば500円で仕入れた物があるとして、1000円の相場なら、800円くらいで売れますから、あとは、10%の落札手数料と、送料込みであれば、一番安い方法での送料(プラス梱包材代)を上乗せして出品すればいい事になります。
仕入れ原価100円+10円(落札手数料10%)+520円梱包材込料金(全国一律)=630円
最低でも630円で販売しないと赤字になる事がわかりました。
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