写真は１９８６年５月17日、今からおよそ３７年前、大学５年生（笑）２３歳の頃です。
オートバイレースにのめり込んで、レストランとガソリンスタンドでアルバイトに明け暮れた結果
大学に一年留年となった恥ずかしい黒歴史の一つです。５年生になると（←小学生かっ）
残りの単位をいくつか取得するだけなので、よく遊び、よく遊びました。(両親へごめんなさい)
さて、そんなビンボー大学生の僕がゴルフなんぞになぜ行けたのか？バイト先であるレストランオーナー
（当時はコック長）の実家が千葉県の館山市で、バイト仲間と遊びに行っていたとき
「ゴルフでも行くか？」「いくいく～」って、連れていってもらったのでした。
たしか貸クラブだったかな？（すべてオーナーの支払いでした。感謝）
しかし、ゴルフクラブ握るのも初めてのド素人がいきなりコースに行くって考えてみたらずいぶん
横着ですよね、素人は怖い・・・ルールもマナーも何も知りません（笑）OB打ったら多分
オーナーが「ファー」って叫んでたと思います＾＾
スタートホールか練習レンジで打っているこの連続写真ですが、ツッコミどころ満載（笑）
・まず、デニム（当時はジーパン）を履いています。
・靴は安物のラバーソール
・帽子も被っていません
・ティーアップしているのに、ダフって土煙があがっています
・体重移動が出来ておらず、「明治の大砲」になっています
・その証拠に、右足かかとがめくれておらず、べた足、右足に体重が残っています
・クラブもスチールシャフトのパーシモン（柿の木）です（これは時代ですね）
でも、生まれて初めてゴルフクラブ握った割には様になっていませんか？（←自画自賛）
トップの形だけみると、上手そうに見えません？・・・え？見えない？
本来なら、経験したコースを紹介して、こんなでしたよ、スコアはいくつでしたって書き
たいのですが、あまりにも昔で「いっさい記憶にございません」（←ロッキード事件？）
スコアも、いっぱい叩いたしかわかりません。多分130以上だったと思います。
この頃、ゴルフ界では、１９８３年に青木功選手がハワイアンオープンでチップインイーグルで奇跡の
大逆転勝利をあげ、日本人として初めて米ツアー優勝をしていますし、この記事の、僕が初めてゴルフを
した１９８６年５月には、第１０回フジサンケイクラシックでジャンボ尾崎こと尾崎将司選手が優勝を
しています。青木・尾崎・中島のAON全盛期で、日本のゴルフ界が盛り上がっていた時代だったのですね。
その時は、約１０年後、ゴルフにこれほどハマるとは思っておらず、初めてのスコアも
覚えていないのは残念でした。
残念ながら、僕たちを可愛がってくれたオーナーは今から１０年ほど前に亡くなったので、
あの時の僕はどうでした？って聞くことも出来ません・・・オーナーはよく
「俺は郷ひろみと同い年だよ」って言っていましたから、ご存命なら６８歳くらいです。
「オーナー、教えてくれたゴルフに超ハマってますよ～、僕がそっちに行ったらまたラウン
しましょうね～、今度は僕のおごりで」と、この素晴らしく楽しいゴルフに導いてくれた
オーナーを偲んで筆を置きます。合掌。
