【ゴルフ】松山英樹選手が中高時代腕を磨いたOB確率日本一のスカイベイ

屈指の難コースで62を叩き出して松山英樹選手が大逆転優勝し、約6億円の賞金を得た週末、彼が中高時代
腕を磨いたコースの月例競技でハーフ61を叩いて最下位になった男の情けない話とともに（笑）

【スカイベイゴルフクラブの特徴】

・周囲を海に囲まれた景観豊かなシーサイドコース
・戦略性に富んだコースレイアウト
・比較的リーズナブルな価格設定
・全ホールに加えレストランからもオーシャンビュー

「OB確率日本一」で検索すると出てくるのが、高知のスカイベイゴルフクラブ (skybay.jp)
（以下、スカイベイ）です。

しかも、その日は腰痛が悪化して・・・

リッキー

言い訳の伏線張らんでええって

やっちゃいました。腰痛をかばって、左に引っかけ、それを怖がり右にプッシュ、左に右にOB祭り（笑）
その夜、ゴルフ仲間との飲み会の席で「腰痛のせいにするなら、しばらくゴルフ休んだら」と友人にチクリ
と指摘され・・・もっともです反省。

スコアは写真を見てのとおりです。OB13発、116も叩いて、月例競技初のピリ（笑）

「ゴルフ100切りの練習法」などと上から目線で偉そうに書いていたのが恥ずかしいです。

ちなみに、このスコアカードの僕以外、お二人とも、スカイヒル（スカイベイと同一会員コース）の
シングルハンデです。

普段ホームコースを７０台で回る人が、ここの競技に来ると、すぐ９０前後叩いてしまいます。
いかにシビアなコースか、以前、どこかのシングルさんが１００叩いて「二度と来ねえ」って帰ったとか、ジャンボ尾崎さんが、途中で怒って帰ったとか、聞いた事があります。

さてさて、僕が大たたきした話はどうでもいいですが、松山英樹選手やりましたねえ！
日本中のゴルファーがヒデキの復活に歓喜した驚異的な逆転劇でした。ヒデキ感激！（セトギワ還暦！）

リッキー

これわかる人、昭和人間

2年前のソニーオープン最終ホールで、残り約277ヤードを３Wで放ったパワーフェードは
ピン横１ｍに付くミラクルショットでイーグルを奪い米ツアー8勝目を達成。あの時も
鳥肌もんでしたが、今回の大逆転劇も鳥肌ぞぞぞでした。

しかし、ここ２年ほど勝利から遠ざかり、首や背中あたりの痛みと闘いながら、いまいちの成績に、
マスターズのタイトル取ったのだから「燃え尽き諸侯群」？なんて素人考えしていましたが、
とんでもない。練習量はPGAでもトップクラス、マスターズを前に凄い結果を出してくれました。

とにかくあの笑顔に救われました。最近、苦虫かみつぶしたような表情で、マスコミに淡々と
受け答えする姿を見ていましたから・・・

さて、そんな松山英樹選手が明徳義塾中高時代に腕を磨いたコースが、僕のホームコース
（正確には準ホームコース）スカイベイです。高知市の中心部から車で約５０分、須崎市の
横波半島にある風光明媚なコースです。景色が美しいコースなのですが・・・

綺麗な薔薇にはとげがある。とにかく狭いのです。距離は長くないので、方向性が
そこそこならスコアも悪くはないのですが、曲がると即OB。許してくれません。

【PR広告】

コース設計は名匠「加藤俊輔」氏ゴルフコース設計家　名匠「加藤俊輔」編 | プロだけが知っているゴルフ上達への道 (g-onegolf.net)

（引用部分）
加藤氏のコースデザインは、それまでの箱庭・林間とは違って、大きな池や枕木、大きなポテトチップ
のようなグリーンを取り入れリンクス風のコース作りが特徴です。代表的なコースは、プロトーナメント
で使用される太平洋クラブ御殿場コースやJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部など戦略性の高いコースがあります。
（引用部分ここまで）

ちなみに、OB確率日本一のスカイベイ、二位の野母崎ゴルフクラブ（長崎県）ともに氏の設計だそうです。

今の松山選手が帰って来て、ここの月例競技に出たら(笑）いくつアンダーで回るでしょう。
以外と大叩きしたりして（いやいや楽々50台でしょうね）

日本アマを征して、昨年の日本オープンで初日トップに立ってゴルフ界で注目された高知出身の
岡田晃平選手プロフィール – ゴルフ総合サイト ALBA Netも、明徳義塾中高校時代ここで腕を磨き、
東北福祉大に進み、松山選手の背中を追っています。

コースが選手を育てるともいいますが、狭く、風が強い日は低いボールで攻め、コースなりに曲げないとOBになる。そんなコースが横峯さくら選手や松山英樹選手をはじめ、多くのプロを育てました。

全寮制のスポーツ名門校「明徳義塾中学・高校」は、コースから車で約１5分のところにあります。親元を離れ、勉強以外はゴルフに打ち込むプロの卵たちが日々練習に励み、週末はコース業務を手伝いながら、メンバーがすべてコースに出た後に、ラウンド練習をしています。

今日は、インコース１０番In Course　Hole No.10 | スカイベイゴルフクラブ (skybay.jp)（ハンデ２＝2番目に難しいホール）を紹介しましょう。

距離はそこそこあるのに、230ヤードより先が峰不二子のウェストばりに細くなっていて、ドライバーを振るのは超危険。キャリー200ヤードで少し曲がればOBです。

そこで、４Uあたりで手堅く手前170～180ヤードに置いたとしても、セカンドは打ち上げのバンカー超えで、200ヤード以上のキャリーが必要になります。

ここ10番と、続く11番を僕は「アーメンコーナー」と呼んでいます。

10番はコンペでスタートホールになる事が多いのですが、朝一で身体が回らず、あるいはOB恐れて「置きにいって」手打ちで左に引っ掛けOBがなんと多い事でしょう。

今回、月例のスタートホールは１０番でした。

月例はバックティー（青）からなので、グリーンエッジまで約400ヤード、距離を稼ぎたく
手にしたのは３W

1打目：しっかり振り切るべきなのに、置きにいき、左引っ掛けOB
4打目：プレイング４からピンまで110ヤードのやや打ち上げ、PWで当りが悪く手前のバンカーへ
5打目：バンカーから約２０ヤードを、ホームランでグリーン奥へ
６打目：５２°で寄らず
７打目：約５mのパットはカップ左をかすめて１ｍオーバー
８打目：上り１ｍを真ん中からカップイン
スタートホールでいきなりの８打、ダブルパーに意気消沈。

リッキー

ゴルフを始めたばかりの人みたいな内容

セトギワ

恥ずかし

もう一度、このホールをやり直すシュミレーションしてみました。
1打目：４Uで180ヤード置いて（引っ掛けて左ラフ170ヤード）
2打目：直接狙うのは危険なので、バンカー右手前に５Uで170ヤード打つ（当り悪くカート道越えたあたりに150ヤード転がる）
3打目：56°で60ヤードアプローチ（10ｍ奥へオーバー）
4打目、5打目：2パットでボギー

【10番ホール攻略ワンポイント】
大たたきしないコースマネジメントは大切です。特にこのホールは危険がいっぱいなので、
無理せず、ボギーでよしとしましょう。

【まとめ】
周囲を海に囲まれた景観豊かなシーサイドコースにして、挑戦意欲をかき立てる戦略性に富んだコースレイアウト。松山英樹選手をはじめ、多くのプロが明徳義塾時代ここで腕を磨きました。高知と言えば、カシオワールドオープンの開催される「黒潮カントリークラブ」が有名ですが、スカイベイは料金も比較的リーズナブルなので、是非一度ラウンドしてみてください。