こんにちは、セトギワです。
今回は、父の故郷である高知県宿毛市(すくもし)を訪れた際に出会った、感動のローカルグルメをご紹介します。
以前訪れたときはあいにくの定休日で涙を呑んだのですが、今回は念願のリベンジ!母と一緒に、初めてその暖簾をくぐることができました。
いつもなら四万十市から自動車専用道路で一気に宿毛インターまで駆け抜けるところですが、この日はあいにく工事中で、手前の平田インターで降ろされることに。
「天下茶屋が俺を呼んでいる…」と勝手に運命を感じながら、お店に向かいました。
すぐ都合良く考えます

お店の外観はこんな感じなので、通り過ぎ注意です。
席に着いた瞬間から始まる「天下茶屋流」の洗礼
店内に入り席に着くと、店員さんから間髪入れずにこう聞かれます。
「牛ですか?豚ですか?」
犬です
「へっ!?」と思わず聞き返してしまいました。メニューを開く暇もなく、あまりに直球な二択。メニューが極限までシンプルだからこその、これが「天下茶屋流」の注文スタイルなんです。
「牛が高級」という悲しき固定観念(笑)から、今回は「牛」をチョイス。
(※後から宿毛の従兄弟に聞いたところ、通は「ミックス」で頼むのだそう。次回は絶対にミックスにします!)

※2026年5月現在のお値段です。
料理を待つ間、母は普通サイズのご飯、僕は「大」をチョイス。これが後に、嬉しい後悔を生むことになります……。
焼き肉?野菜炒め?いいえ、「天下茶屋」という唯一無二のジャンルです
しばらくして運ばれてきたのがこちら!

※写真の野菜炒めは二人前です。
巨大な鉄板の上で、豪快に肉と野菜が炒められています。「これは焼き肉なのか?それとも野菜炒めなのか?」
そんな細かい疑問はどうでもよくなるほどの圧倒的なビジュアルと香りが鼻腔をくすぐります。
天下茶屋の歴史は古く、もともとは昭和の時代、宿毛の街道沿いでドライバーたちの胃袋を満たす食堂としてスタートしたそうです。長年培われたそのスタイルは、肉の旨味と甘みのある脂を、どっさりのキャベツや玉ねぎがこれでもかと吸い尽くす計算された仕上がり。
そして、この料理を「至高の逸品」へと昇華させるのが、お店の代名詞とも言える「特製タレ」です。
箸が止まらなくなる「秘伝のタレ」の秘密
このタレ、一見するとスーパーで見かけるような親しみやすい甘辛風味なのですが、一口食べるとその深さに驚きます。
実は、地元・高知の醤油をベースに様々な調味料が絶妙なバランスで配合されており、鉄板でお肉と野菜から溢れ出た「旨味の詰まった肉汁」と合わさることで、初めて100%の完成品になるように作られているのだとか。
ここに、おろしニンニクを自分の手でガッツリと効かせるのが天下茶屋流! 脂をまとったクタクタの野菜とお肉をタレにくぐらせ、白ご飯の上でワンクッション。

※おろしニンニクがテーブルにドンと置いています。タレに入れてパワーアップ!午後人に会う営業マンはご注意あれ^^
「……もう~、最高〜!!!」
お肉の甘み、野菜のシャキクタ感、そしてガツンとくるタレのコク。すべてが一体となって押し寄せ、文字通り箸が止まりません。牛(モー)だけに。
ここで先ほどのご飯の選択を後悔することに。 「大」を選んだはずなのに、タレの圧倒的な白米泥棒っぷりの前に、全っ然白ご飯が足りないのです!普通サイズを頼んだ母も、その中毒性のある美味しさにすっかり魅了されていました。
おわりに:あの「絶品タレ」はお土産にも最適!
人気店の理由が全細胞で理解できた、最高の初「天下茶屋」でした。
父の故郷 宿毛の空気を感じながら、母と二人で囲んだ鉄板の味は、忘れられない思い出になりました。平田インターで降ろしてくれた道路工事にも感謝しています。

※お店の中の様子
ちなみにこの「天下茶屋のタレ」、あまりの人気から今では宿毛市内だけでなく、高知市内の主要スーパーや一部のドラッグストアでも購入可能です。

※宿毛市の人気スーパー「クリハラ」さんの陳列状況
**市販のタレ自体にはニンニクが入っていないので、お家で食べるときはぜひ「生にんにく」をすりおろして、あのガツンとしたお店の味を再現してみてください。**我が家でも「天下茶屋ごっこ」を開催して、また白ご飯を限界まで炊こうと思います!
■ 店舗情報(参考)
- 店名: 天下茶屋(てんかぢゃや)
- 場所: 高知県 宿毛市 平田(平田IC下車 国道に合流してすぐ右)
- ※人気店のため、事前に営業日を確認してからの訪問がおすすめです!