転職エージェント2社に、無料登録して求職した結果、土日祝日休みの天職とも思える
今の仕事に就けた。求職者の強みを最大限に引き出して、新しい仕事にマッチングして
くれる。ネットからフォーマットに入力するだけで簡単に無料登録できる。
転職サービスを利用しない手はない。
【転職エージェント無料登録を勧める3つの理由】
・転職エージェントは「企業から報酬を得ている」ので、求職者は負担ゼロ
・成功報酬制の会社が多いので、担当者は一生懸命マッチングしてくれる
・高額な費用を払ってでも人材を求める会社は、比較的優良企業が多い
なぜ無料でマッチングしてくれるの?
転職エージェントは、「いい人材」を企業に紹介して
就職を成功させると成功報酬を貰えるんだよ。
転職エージェントの報酬形態
・成功報酬型: 企業と人材のマッチングに成功したら、紹介した人材の年収の半分
(僕の聞いた話)を成功報酬として受け取る。
・固定費用型: 月々20万円程度を企業から受け取り、人材を継続募集する。
この形態は慢性的な人材不足業種向き。(前職の人事から聞いた話)
※報酬形態は各エージェントによってまちまちです。上記は一例です
【転職のきっかけ】
僕が60歳を前に転職活動を始めたのは、建設機械メーカーの営業で、月の三分の二ほど
日本中を飛び回っていた頃の事です、高齢化してきて、健康状態にも多少不安が出てきた
両親の事や、自身も50代後半になり、毎日数百キロ移動する営業仕事の過酷さ、長距離
運転の繰り返しによる腰痛の悪化など、「そろそろ潮時か」と思ったのがきっかけでした。
とはいえ、一般的には定年とされている60歳を前に、条件のいい仕事があるとは思えず、
正直、あまり期待もしていませんでした。
地元で、65歳から年金をもらうまでの約6~8年、フルタイムで頑張って、元気であれば
70歳くらいまでは、なにかしらの仕事をしようくらいの感覚だったのが、公務員並みの
好条件に就けたのは、まさに「転職エージェント」のおかげ「奇跡の検索ヒット」でした。
【転職エージェントとの出会い】
営業に疲れて、ビジネスホテルでコンビニ総菜をビールで流し込み、日報書いたら
バッタンな毎日、明日はどこ行く旅がらす。今の仕事(メーカー営業)に限界を感じて
いたある日、ネットで「転職・50代・建設」などと検索していたら、
「求む 50代 施工管理経験者 年収600万円以上 土日祝休み」おいしそうな案件が
ヒットしました。
ここにいますけど
でも、施工管理=現場監督の大変さを知っている僕には、「600万円以上」に疑問符が
つきました。よくある、ろくに休日も無く、深夜まで過酷なノルマを課せられる悲惨な
勤務形態で「月収50万円(可)」という類かと思いました。「毎日死ぬほど頑張って、
体壊す寸前で50万円(可)能かもよ、普通にやれば15万だけどね」ってやつ(笑)
よくあるブラック企業の求人だね
そう、すぐ辞めるからいつでも求人している会社。この辺は、人生経験豊富なので
「簡単には飛びつかないよ」と身構えつつ、とりあえず、無料で登録できるのだからと、
転職エージェント2社のサイトから、保有資格や、職務経験、アピールポイント、希望年収
などをフォーマットに入力していきました。(登録はネットで完結 簡単無料です)
【不安を抱えた転職活動】
翌日、両社の担当者から電話がありました。A社は建設関係の「発注者支援業務」や
「建設会社の施工管理」に特化した会社で、すぐに具体的な話になりました。
B社は、有名な会社で、職種は多岐にわたり、僕には、建設会社の監督業務や、営業の
キャリア案件を数社提案してくれましたが、収入面や休暇などA社の「発注者支援業務」
にはかなわず、それに絞りこむことにしました。
しかし、施工管理の仕事を離れて15年以上、はたして今の自分に出来るだろうか?
正直不安でした。そこで、「国の発注者支援業務」をしている建設会社時代の先輩に
電話して仕事の内容や「実際のところ」を聞いてみました。
先輩によると「なにもかも主体的にやらなければならない建設会社の現場監督と違って、
あくまでも発注者の「支援業務」なので、比較的負荷は少ない」そうで、高齢の技術者
(元現場監督)がたくさん活躍しているとの事。
新しいCAD(図面作成ソフト)を使いこなせるか?心配でしたが、先輩もCAD自体は
あまり使えず、簡単な図面修正程度で、なんとかなっているとの事。
先輩は僕より8歳年上ですから、相談当時66歳で活躍中でした。
僕にとって何より良かったのは、必須条件である国家資格「一級土木施工管理技士」
を持っていて、建設工事の「施工管理経験」があることでした。
「出来そうだ、やってみるか!」 僕の腹は決まりました。
転職エージェントA社の担当者とは、小まめに連絡を取り合いました。県外出張が
多かったので、ビジネスホテルで夜間などにじっくり相談しながら案件と条件を
絞り込んでいきました。
年収の多い仕事は、エリアさえ中四国、関西と広げればたくさんありましたが、
親の事や、家族との時間を大切にしたいとの思いで、地元で「家から通える」ところに
絞り込むと、2社になりました。(派遣先は同じ)
【そして転職へ】
「お前の履歴書が俺のところに来ているぞ」・・・ある日、転職活動をしていた僕に、
高校の同級生から電話がかかってきました。「なにっ?」なんの事かわからない僕に、
彼は「転職エージェント」の名前を告げました。なんと、転職エージェントから応募した
企業の「人事部長」が高校の同級生だったのです。
安っぽいドラマみたいだね
彼自身、建設業界を渡り歩いて、建設コンサルタント会社の人事部長をしているので、
いろんな方面に人脈もあるのですが、それにしても凄い偶然です。
「一度、会社に出て来いよ」という同級生を訪ねたのは数日後の事でした。
仕事の内容は「発注者支援業務」といって、国や県、道路公団など公共工事発注機関に
出向して、設計図書の作成や、建設会社が提出してくる資料のチェック、工事現場で
進捗に応じた立会など、多忙な発注者の支援をする仕事です。
同級生ゆえ、本音で話せます。「ぶっちゃけ、お前の年収の半分を、成功報酬として
転職エージェントに払うんだよ」との事。「そんなに払うのか!?」
「いい仕事だな、道理で担当者は一生懸命相談にのってくれるわけか・・・」
「個別連絡は禁止されているんだ、お前と会った事はお互い墓場までの秘密だぞ」
という話、そのまま、採用の話になれば、会社は「ウン百万円の成功報酬」を転職
エージェントに払うことなく僕を採用できるわけです。
その話の結末は「大人の事情」で書けませんが、それがキッカケとなった人脈で、
僕は自分のキャリアを生かし「過去最高条件」の転職に成功したのです。
【転職その後】
人手不足は土木業界だけでなく、行政側にもあります。働き方改革で
「残業」しにくくなっても、忙しい部署の人の仕事が減るわけではありません。
地元から次々にあがってくる要望には、応えなければいけませんし、発注図面を
描いたり、数量はじいて積算、用地交渉から受注業者とのやりとりなど、どんどん
進めていかないと、仕事はすぐに山積してしまいます。
そんな多忙な「公の業務」の一部を「外注化」したのが、僕が現在3年目になる
「発注者支援業務」という仕事です。
毎年、国や県、道路公団などが発注する「支援業務」に、建設コンサルタント会社
数社で入札を行い、受注した会社は、土木施工管理の資格を持った社員、もしくは、
他社から出向を受け入れて、発注機関に「配属」します。かつては「みなし公務員」
という扱いでしたが、現在は、「民間の委託業務」とされています。
仕事内容は「ほぼ公務員」、8時30分~17時15分定時で土日祝日休み。
公務員のように「責任と権限」は無く、あくまでも、支援業務なので、
比較的負荷は少ない仕事です。
責任が無いと言えば語弊がありますが、例えば工事受注業者が提出してきた「施工計画書」
など書類を、まずチェックして、監督職員に回覧する「フィルタ」の役割です。
僕のフィルタを通過した書類を「確認して検収」するのが監督職員であり、責任と権限は
監督職員にありますが、いい加減なチェックで回覧すれば、監督職員に迷惑をかけますから、
そこはキッチリ細かくチェックして、間違いがあれば是正してもらい、監督職員に回します。
【転職して3年目の感想】
民間人ですが、仕事は公共事業の発注者側としての監督補助業務で、とてもやりがいと
誇りを感じています。仕事は先輩が言っていたとおり、適度な負荷で残業はありませんし、
土日祝日が休みで心にゆとりがあります。
また仕事の性質上、「支援業務」なので、立会に行ったり、図面を描いて提出したりすると、
監督職員から「ありがとうございました」と感謝の言葉を頂けます。
(仕事なのでやって当たり前なのですが)
20代前半に社会に出て40年弱、いろんな職業を経験してきましたが、今の仕事が
一番いいと思っています。今では、夕方、家に帰って愛犬と散歩する健康的な毎日を
過ごしています。
3年前の僕は、メーカーの営業部長という肩書で、日本中を飛び回って大活躍
(自分でいうな)していましたが、無理な仕事ばかりして、部下にも無理をさせた結果、
唯一人の部下に辞められ、担当エリアが「日本」になり、まさに毎日が戦いでした。
北海道最北端の稚内で商談をしていたら、鹿児島最南端 指宿のお客さんからクレーム
電話が来て、飛行機で高知に帰り、数時間仮眠したら車で鹿児島に向かうといった
クレージーなスケジュールに、「もう駄目だ」体も心も悲鳴をあげギブアップ。
後日、ビジネスホテルで死神みたいな顔をして「転職を検索」しなかったら、いまでも
日常に忙殺される毎日だったのでしょうか・・・。
前職(メーカー営業)はとてもやりがいがありましたが、頑張り過ぎて「自分で自分の
首を絞めた」結果となり、会社には迷惑をかけたと反省もしています。
【これから転職を考えている方へ】
くどいですが、転職エージェントに無料登録(最初は2~3社)してください。
サイトのフォームに必要事項を入力するだけです。(履歴書・職務経歴書)も、
フォームに入力すれば完結できる会社が多いです。
例えは悪いですが、転職エージェントにとって、あなたは「大切な商品」です。
年収400万円の貴方を、企業に斡旋すれば200万円入ります。(例えが失礼でスミマセン)
人材スカウトに200万円払える会社は、だいたい転職エージェントのフィルタをクリア
した優良企業。ブラック企業は入り口でシャットアウトされているはずです。(たぶん)
なので、担当者は親身になって相談にのってくれ、「企業との橋渡し」をしてくれます。
逆に、あなたが「問題ありの人物」だと判断したら、いい企業には斡旋しません。
求人してくれる企業もまた、「大切な商品」なのです。
だから、自分に最適な仕事を探す場合、選択肢の一つに是非、「転職エージェント」を
加えてください。そこで色々な相談をして、希望企業の面接を受けてみてください。
面接して仕事が合わないと思えば、別の面接を受けてもOKです。
ハローワークもあるよね?
ハローワークにも優良企業は多く登録していますが、「無料で登録できる」ので、
一部には人材のスカウトに「お金を払えない」会社や、入れ替わりが激しく
「常に人材を募集している」会社なども登録しています。
※個人的見解です。ハローワーク登録企業を中傷する意図はありません。
【まとめ】
【転職エージェント無料登録しましょう】
・転職エージェントは「企業から報酬を得ている」ので、求職者は負担ゼロ
・成功報酬制の会社が多いので、担当者は一生懸命マッチングしてくれる
・高額な費用を払ってでも人材を求める会社は、比較的優良企業が多い
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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