この記事では、eBayやヤフオク、メルカリなどで中古品を仕入れて海外に転売する場合に必要となる「古物商許可」の申請から取得方法について体験談を書いています。(2025年2月25日現在の情報です)

・古物商許可が必要な理由
・許可申請に必要な書類・費用
・意外と知らない「新品仕入れでも」古物商許可が必要な場合
【古物商許可が必要な理由】
eBayの練習がてら、まずは、家にある様々なコレクションを「断捨離」しようと考えていますが、その時点では、「仕入れて売る古物商行為」ではないので「古物商許可」は不要ですが、将来的には古物を仕入れて売る(転売)つもりなので許可申請します。

許可を取らないで中古品を売るとどうなるの?

「古物営業法」違反となり、懲役3年以下または100万円以下の罰金刑が課される可能性があるよ。
【許可申請に必要な書類・費用】
・古物商許可申請書(所轄警察署のHPからダウンロード)
・略歴書(同 最近5年間の略歴を記載したもの)あんた何屋さん?て事です。
・誓約書(同 個人用)おおむね反社会勢力や禁治産者ではない誓約です。
・URLの使用権限を疎明する書類 eBayの個人アカウントURLを記した書類と、エビデンスとして、その画面のスクショをプリントアウトしたもの。
・費用 19,000円(申請時、警察署で県証紙を購入して添付)
・本籍地が記載された住民票400円 どこの誰か?がわかるように
(高知県の場合、マイナンバーカードを持っていれば300円でコンビニ取得できます。)
・身分証明書(市町村発行)400円 あんたちゃんとした人??の証明
※許可申請から許可がおりるまで40日程度かかるそうです。
(2024年12月24日に申請して、2025年2月4日許可の連絡が来ました。)
費用はトータルで19,800円と結構高いですが、たとえ副業のお小遣い稼ぎでも、中古品を仕入れて売れば「古物商」ですから無許可営業は許されません。
ネット上の記録は残りますから、あとから困らないように準備します。
※ちなみにeBayでは必ずしも「古物商許可」の取得について、必須条件とはしていないようです。
eBayに限らず、海外から中古品を輸入して国内で売る場合には古物商許可は不要です。古物商許可は「盗品」などの不正販売を防止するものですから、海外で売っているものまで管理しきれないのが理由のようです。
国内仕入れ → 海外販売 許可必要
海外仕入れ → 国内販売 許可不要
【意外と知らない「新品仕入れでも」古物商許可が必要】

新品未使用品なのに、なぜ古物になるの?
古物商本人が、メーカーあるいはお店で「新品」を仕入れて売る場合は古物商許可不要ですが、ヤフオクやメルカリで新品未使用品を仕入れた場合は「古物」扱いになり、古物商許可が必要になります。
新品であっても、一度人の手に渡ったものは「古物」になりますから注意が必要です。一度人の手に渡れば古物と覚えましょう。
お店(メーカー)→ 古物商が仕入れ → 販売 =新品の仕入れ販売
お店(メーカー)→ 第三者が購入しヤフオク等に「新品未使用品」として出品→ 古物商が仕入れ → 販売 =古物販売。
それでは、具体的な取得手順を備忘録代わりに記しておきます。
【取得までの時系列】
2024年12月13日
所轄警察署のホームページから古物商許可申請用の書類をダウンロードし
必要事項を記入。
2024年12月16日
事前に、所轄警察署に電話で相事前談をしました。
マストではありませんが担当者も忙しいので、相談に行く前にアポイントを取っておけば、スムーズに事が運べますし、印象も良くなります。
まずは、電話で生活安全課 担当者の質問に答える形で事情を説明
Q: 事業として始められるのですか?
A: 将来的には事業化も考えていますが、今は個人の副業として始めます。
Q: 現在どのような準備をされていますか?主に何を売る予定ですか?
- 現在、家の不用品をインターネットで販売しています。
- 将来的にゴルフクラブやミニカーを仕入れて、インターネット販売したい。

2024年12月17日
所轄警察署の生活安全課の担当者に面談、必要書類を見てもらいました。
営業所は無いとしていたが、自宅を営業拠点とするなら「自宅が営業所となる」そうです。メモメモ
営業品目は、道具類のみとしていたが、後に追加すると変更届が必要となるので
全部を選択しておいたらいいとの事。全部〇(マル)することにしました。
これで、中古車でも何でも仕入れて売れることになります。
同日夜、申請書類を修正完了。
2024年12月24日
近所の市役所支所に出向き、身分証明書と住民票、計800円を発行
所轄警察署の一階窓口で、県証紙19,000円を購入
生活安全課へ出向き、必要書類一式を提出。
訂正箇所があったが、修正し、受理してもらえる。
窓口の生活安全課 担当署員さんとも親しくなり、いろいろ世間話に花が咲きました。署員さんもメルカリで買い物をしたことがあるそうで、思わぬ掘り出しものを見つけて嬉しかったと言っていました。
公務員ゆえ、売ることはできないそうで、・・・個人の不要物を売ることは問題ないとも思いますけど・・・ま、特に警察官はその辺ちゃんとしています。
最近は、国が率先して「副業」解禁に舵を切ったため、僕のように古物商許可の申請に来る人が増えていると言っていました。
ヤフオクやメルカリといった個人売買では基本「古物商許可」は不要と言われています。これはもともと、個人間で不用品を売り買いするフリーマーケットが原点のプラットフォームであることから不要とされていますが、商業として利用している事が判明すると、古物商許可が必要になるようです。
かなりグレーな場合もあるようですが、同じ商品を何度も繰り返し出品しているような場合、あきらかに仕入れて売っている事がわかるらしいです。
これは、古物営業法だけでなく、税法上でも問題になるので、ちゃんとしておく必要があります。年間20万円以内の利益(売上ではなく)であれば雑所得として申告は不要ですが、それ以上になると、申告が必要ですから注意が必要です。
2025年2月4日
所轄警察署の生活安全課から電話があり、古物商許可が下りたので取りに来てくださいと連絡がありました。これで堂々と中古品の仕入れ販売が出来ます。貿易商の誕生です。

いちいち話が大げさな高知県民です
先月61歳の誕生日を迎え、退職後、年金以外の安定収入を得る目的で新たに海外輸出入に取り組みはじめました。
ええオッサンが、英語だらけの画面に向かって、携帯のグーグル翻訳画面をかざして、夜中に格闘している姿は滑稽ですが(笑)ここに備忘録がてら成長日記をつづっていきますので、温かく見守ってくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。