こんにちは、ベストスコア82、HC22のアベレージゴルファー セトギワです。この記事では、もう少しで100が切れそうで、なかなか100が切れないアベレージのご同輩に向けて、僕が実践しているクラブセッティングを紹介します。
・ある程度ヘッドスピードが無いと5番アイアンで球は上がらない。
・難しい5番アイアンを抜いて優しい5U(ユーティリティー)を入れる。
・8番アイアンすら抜いて!!ユーティリティーを入れた片山晋呉プロ
僕がゴルフを始めた30年ほど前(2025年現在)、アイアンは3番からセットになっていました。2番アイアンなどという平べったくてソール(底の部分)が薄く、とてもじゃないが球が上がりそうにない(実際上がらなかった)代物があり、2番を打ちこなせてこそ上級者という風潮がありました。
見栄張るくんは飾りで2番アイアンをバッグに入れていました。
なので、3番、4番が普通にキャディーバックに入っていたのですが、ほぼ新品(笑)、まあ、残り180~190ヤードと聞くとパブロフの犬のように3番アイアンを手にしていましたが、まず、ちゃんと当たったことは無く、10回が9回ミスショットでした(笑)。
ぺチッ!といういやな手ごたえのトップボールで120ヤードくらいゴロゴロ。ダフッ!とフェアウェイを耕し50ヤード。カシュ!と芯付近に当たったと思えば、ヘッドが返る前に体が開いて大スライスでOB。
大体こんなものでした。
当時は7番ですら3~4割程度の成功率でしたので、それより長いアイアンが打てるわけがなく、だんだん使わなくなり、しまいにはバッグの飾り(笑)になっていました。
やがて、ほとんどのゴルファーがユーティリティーを使用するようになり、現在では3番4番アイアンはガラケー同様、激レア アイテムになりました。
ユーティリティーでは球が上がり過ぎるなどの理由で、4番アイアンを使い続ける上級者もいますが、プロでさえアイアンは5番から(女子プロの多くは6番から)のセッティングが多くなっています。
そこで、我々一般アマチュアは? 結構5番アイアンが入っていますが、打ちこなせている人は少なそうです。そもそも、ヘッドスピードが最低でも42程度以上無いと、球は上がらず低空飛行のライナーしか打てないはずです。
10年ほど前から、3番4番はユーティリティーに替えて楽に球が上がるようになっていた僕ですが、アイアンは5番アイアンからのセッティングで、170ヤード打ちたい5番アイアンになるとミスが多く困っていました。
そんな時出会ったのが5番ユーティリティーでした。
青汁かっ
2019年たまたまネットオークションで見つけたキャロウェイの名器ディアブロ5番ユーティリティー(ロフト角27度)を5千円くらいで購入。そして、届いた翌日のコンペにいきなり投入しました。
練習なし、ぶっつけ本番。165ヤードの砲台グリーンに打ち上げのホールでした。結果は、会心の当りでベタピンに付き、バーディーは逃しましたがタップインの楽々パーでした。その後も、ティーアップしてもしなくても、とにかくショットの成功率が抜群で、結果が出るため「絶対に手放せない1本」になりました。
今まで不安のあった5番アイアンで打ちたい170ヤード前後の距離が実に簡単に打てるようになったため、キャリー160ヤード前後に自信がもてるようになりました。
あまりにも気に入ったので、3番、4番の同モデルでシャフトも同じものをネットオークションで探して購入。以後170~190ヤードはこの3本で対応しています。
ヘッド性能もさることながら、三菱ケミカル フブキのシャフトが最高で、飛んで曲がらない。とにかくミスが少なく重宝しています。
最近のアマチュア向けアイアンは、低重心でロフト角が立ち気味ないわゆる「飛び系アイアン」が多く、7番でロフト角は通常モデルの5番なみに立っているため、7番で170ヤードが簡単に打てるように設計されています。
とはいえ、ロフトが立ったアイアンは、ダフリのミスが起きやすいので、僕は断然ユーティリティーをお勧めします。多少手前に入っても、広いソールが滑ってくれるから安心です。7Wや9Wもいいですが、慣性モーメントは大きいので、引っ掛けたりするミスはユーティリティーより多くなりがちです。
最近、永久シードのトッププロで、シニアツアーでも大活躍の片山晋呉プロが7番アイアンを抜いて、ユーティリティーに替えた!という話題を目にしました・・・と書いていたら、2024年11月三井住友マスターズには、なんと8番アイアンも抜いて!!アイアンは9番1本のセッティングにしたとの事。
片山プロは、レギュラーツアーで活躍していた頃から、「やさしいクラブ」を使う事で有名で、プロや上級者が操作性に優れるヘッドが小ぶりなマッスルバックモデルを使用するなか、いち早くヘッドが大きく寛容性の高いキャビティバックのアイアンを採用したり、年配の人が使うイメージの強い7番ウッドを採用したりして結果を出してきました。
プロや上級者の多くは、心のどこかに「そんなヤワなクラブが使えるか」というプライドがあるような気がします。
しらんけど
アマチュアの人にもいませんか? 7番アイアン150ヤードの呪縛記事でも書きましたが、オーバースペック症候群というか・・・自分の実力を過信していて、やさしいクラブを使わない、わざわざ自分でゴルフを難しくしている人(笑)
ヘッドスピードが40足らずなのに、Rシャフトを嫌がる人です。
技術は進歩しています。楽に球が上がり、飛ぶクラブ、ボールを使ったほうがいいスコアを出しやすい事は事実です。100を切る、あるいは90を切るくらいのレベル(僕程度)なら、是非、「やさしい道具」を試してみてください。
その先、僕も知らないシングルクラスになると、クラブの操作性などと言い出すのかも知れませんが・・・
【まとめ】
・無理に5番アイアンを使う必要はなく、5番ユーティリティーなど、やさしいクラブに変更してみる。
・スイングは飛距離を欲張らず、1番手大きめのクラブを9割の力加減で振る。
きっといい結果が出るとおもいます。
この記事読んで、初めて100切れた方がいましたら是非「お問い合わせ」からメッセージください。嬉しい報告お待ちしております。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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