【根室ゴルフ倶楽部の魅力】
・気が向いたらいつでも一人で、セルフカートラウンドできる手軽さ
・9H×2回(ティーインググラウンドが違う)料金も8000円程度でお手軽
・知らない人と組み合わせができるかも(選択は自由)
・チャレンジング、風が強い日は大変、グリーンは小さく難しい。フェアウェイに凸凹もあり。
【注意点】
・対面するホールに遮る林などが無いため、OB球に注意。曲げたら大声でフォア~。
・カラスがボールをくわえていく、カラーボールは特に注意
建機メーカー時代、いったん北海道営業に出かけると、3週間くらいかけて、北海道中の建設会社や海運会社を回りました。飛行機・レンタカーの行程もありましたが、費用がかさむので、大体、東北営業の足を延ばして、フェリーで上陸したり、京都の舞鶴港や、福井の敦賀港からの21時間航路フェリーで渡ることもありました。
相棒カローラフィールダーの荷物スペースには、一番奥にゴルフバッグ、1週間分の着替えや日用品が入った旅行バック、商品カタログや販促グッズなどを積載していました。
東北回りから、北海道へのコースとなると、約一か月の旅生活でしたから、
出張先で週末ゴルフを楽しんでいました。
火曜日あたりに北海道に入り、左回りコースで、札幌周辺、苫小牧、道南日高から道東釧路方面を2~3日かけて営業すると、週末は根室になりました。
根室は国境のある漁師町です。失礼ながら、あまり遊ぶところもありません。かつては漁業で栄えた街ですが、いい意味でその昭和の面影を残す町並みに魅力を感じます。
そんな根室には、ゴルフ好きには是非一度チャレンジしてほしい「日本最東端」の歴史あるゴルフ場「根室ゴルフクラブ」があります。
クラブハウスはこんな感じです
駐車場でキャディーバッグをおろし、ポーターさんに預け、受付します。
ビジターはそこで氏名や住所等必要事項を記入するのですが、住所に高知県と書くと、
大抵ビックリされました。わざわざ日本最東端までゴルフしにくる人はいないでしょうから。
僕にとって一番良かったのは、好きな時に行って、いつでもラウンドできること。
普通、ゴルフに行くなら、事前にメンバーを募り、コースに予約して、スケジュール変更や天候不良になれば、調整して、など、それがここでは無いので助かります。
気が向いた時間に、一人で行ってラウンドでき、コースの方で、二人組があれば、ご一緒にどうですか?と打診される事もありました。一人が気ままでよければ、また今度と断ればいいし、
知らない人との一期一会のラウンドも一興であれば、それもいいです。僕は計3回ラウンドしましたが、2回目に、東京から来ていた若いご夫婦とご一緒させて頂きました。
初めて一人でラウンドしていると、スタート前に4人組のオジサンが「どっから来たの?」
スカイベイ・・・???って名札見ながら聞いてきて、「高知ですよ」って答えると、高知~!!??
って驚いていました。普通ビックリします。どうやら地元の漁師仲間だそうです。
根室は漁師さんが多く、漁が早く終わったら、よく仲間でラウンドしているそうです。
ここで腕を磨けば、釧路あたりのコースに行けばシングルになれそうですね。
セルフカートでいざコースへ、牧場みたいな広大なフィールドへ!
ほんと広大、広っぱです(笑)
コースの特徴としては、自然の地形を生かしたリンクスコースであること。
全英が開催されるセントアンドリュースを見たこともないのですが、報道でみる限り、
そんな雰囲気です。フェアウェイ真ん中に打って、よしよし!とセカンド地点に行くと、
穴にハマっていたりします。
グリーンは小さく、硬く締まっていますから、直接グリーンオンすると奥にこぼれます。
手前から、手前からスコアを作りましょう。
あと、注意点としては、コースとコースをセパレートする林などがほとんどありませんから、
対面ホールではOBに注意が必要です。大曲りしたら、とりあえず大声で「フォア~」と叫んでください。逆に、その声を聞いたら、頭を腕で抱えて身構えてください。
カラスにも注意が必要です。といっても、襲ってくるわけではなく、ボールをくわえて飛んでいくんです。特にカラーボールは取って行かれやすいそうで、僕も1回黄色のボールを取って行かれました。白いボールをお勧めします(笑)
カラスの勝手です
相当な難コース、OB確率日本一と言われるスカイベイを準ホームとする僕ですが、正直そう感じました。常に吹いている海風を読み、ラフという名の草むらに入れば、1打罰と素直に受け入れ、次に打てるフェアウェイに出す。
グリーンに直接落とさず手前に落として転がし寄せる、そんな謙虚なコースマネジメントが好スコアを生みます。100はめったに叩かなくなっていた僕ですが、ここでは2回連続100叩きの刑に処せられ(笑)・・・3回目のラウンドでやっと目標の100を切りました。
【まとめ】
・気が向いたらいつでも一人で、セルフカートラウンドできる手軽さ
・9H×2回(ティーインググラウンドが違う)料金も8000円程度でお手軽
・知らない人と組み合わせができるかも(選択は自由)
・チャレンジング、風が強い日は大変、グリーンは小さく難しい。フェアウェイに凸凹もあり
是非一度、チャレンジングな日本最東端のリンクスコースに挑戦してみてください。