数あるサイトから当ブログを見に来てくださって有難うございます。この記事は、今後同大会を観に行かれる方に向けて、大会の魅力やアクセス、宿泊、駐車場、トイレなど、僕が体験して感じた事をお伝えしたいと思います。お役に立てれば幸いです。
なお、この記事は2023年の体験談を書いています。2024年の公式サイトはこちらですので必ずご確認ください。 佐賀インターナショナルバルーンフェスタ
最初に予備知識として、気球は風が無くては飛ばず、風が強くても飛べない事がありますから、「せっかく行ったのに見られなかった」ことがありえます。(実際ありました) 時間に相当余裕をもっていないと、車が停められない、見られない事もあります。 また、会場には水道も電気もありませんから、携帯電話の電池切れや、トイレの手洗いなども準備が必要です。
以下、今回の旅で学んだ事、困った事など、注意点を箇条書きにしていますので、是非参考にしてください。
【魅力】
・色とりどりの気球が青空に浮き上がる情景がとても美しく感動的。
・九州全域から美味しい屋台が集結していて、祭り気分で飲み食いできる。
・実況のアメリカ人DJ○○さんが、英語と佐賀弁で楽しく盛り上げてくれる。
・各ブースで様々なイベントが楽しめる。
以下、僕の失敗談から注意点をピックアップしました。
【注意点】
・駐車場難民になる
車で会場に入るのは相当時間的余裕をみていないと、大渋滞で見られないことがあります。 特に駐車場の確保が大変なので、公共交通機関もいいかと思います。イベント期間中だけのJR「バルーンさが駅」が開設されていて、駅で降りればすぐ会場なのでアクセスいいと思います。
・宿無し注意
周辺の宿泊施設はかなり広範囲で予約がいっぱいになるので、なるべく早く予約をしておく。(早朝チェックアウトできるか確認しておく)朝7時からの競技開始なので、渋滞を考慮すれば、4時くらいには会場近くで駐車場に並ぶことが必要です。
以前は車中泊禁止となっていたようですが2023年からは車中泊可になったようです。(結果オーライで車中泊出来ましたが・・)
2024年の駐車場の最新情報はこちらをご確認ください 会場駐車場案内|佐賀インターナショナルバルーンフェスタ
ただ、天候(風)次第でフライト出来ないことがあるため、遠方から来られる方はホテルの予約していても、その時天候不良になれば無駄になる事もあります。
・トイレは不衛生
仮設トイレは不衛生で、う〇こが場外乱闘していた・・また、手洗いの水はすぐ底をついてしまうので、トイレに流せるおしりふきや、手を拭く除菌ウェットティッシュを準備しておくといいです。
・携帯電話電池切れご用心
会場・駐車場には公共の電源がありませんので、車の充電器・ケーブル類、小型の携帯用予備バッテリーなどを準備しておくと安心です。
・体調管理に気を付けて昼夜の寒暖差があるので、防寒対策が必要です。今回は異常な暑さで、熱中症対策が必要なくらいでしたが・・・ ・朝は夜露で芝が濡れているので、ビニールのシートがあれば便利です。
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・迷子にご用心
子供さんを連れて行かれるときは迷子に注意です。幼児は親御さんがしっかり見ているので大丈夫とは思いますが、8~9歳が要注意です。小学校低学年は自分で行動できるので、保護者もつい油断するのか、おじいちゃんが連れてきてはぐれた8歳の男の子は、昼ころから15時近くまでずっと迷子センターでおじいちゃんを待っていたようで、何度も繰り返しおじいちゃんが呼び出されていました。(おじいちゃん何してたんだろ)ほかの子供さんの迷子案内もありましたが、なぜか8~9歳でした。
・ペットが危険な状態に
ワンちゃん連れたご家族もかなりいましたが、会場は凄い人でいわゆる雑踏です。足元で小型犬が手足を踏まれはしないかと冷や冷やみていました。人が多いところでは、出来るだけ抱いてあげてください。
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ここからは、つまらない旅日記です。なんのお役にも立ちませんからスルーしてください^^9月上旬の夕食中、嫁さんが「お父さんこれ観に行かない?」と、スマホ画面を僕に向けました。画面には大会を紹介する写真があり、無数のカラフルなバルーンが美しく空に浮かんでいます。
「バルーンねえ~・・・」と、当初あまり乗り気でなかった僕ですが、普段あまり家族サービスもせずゴルフばかりしているから、たまにはサービスするかと、2泊(車中泊1泊)3日の行程で観に行くことになりました。
約2か月前から予定に入れていたのに、ホテルの予約もせずに、行き当たりばったりの旅とは、我ながら準備不足でしたが・・・
予定は、2日夜出発し、3日(金)(祝日 文化の日)午後3時からのフライトを観て帰路につき、北九州か、山口あたりで1泊し、翌日夕方までに家に帰ればいいという計画で、適当に走った先で泊まればいいとたかをくくっていました。
日本全国営業一人旅の経験豊富な僕です、使いなれた「楽天トラベル」で検索して、どこでも行った先で泊まっていたのでなんの不安もありませんでした。
11月2日(木)
仕事を終えて帰宅後、愛犬との散歩、風呂、夕食のルーティン(いつもは晩酌付きですが)を済ませると、愛車マツダアテンザにマットレス・毛布と、1泊分の着替え、飲料・菓子等を積み込んで準備完了。
娘に抱かれた愛犬がキュンキュン鳴いて少し後ろ髪(もうあまり無い)引かれながら21時過ぎ自宅出発。四国の我が家から、会場までナビ設定すると約640km、仙台から1000km以上を1日で帰って来た経験もありますから、別に驚きませんし、今日はどこかのPAで車中泊予定なので、疲れたらそこで寝るだけです。
四国の夜の高速は交通量も少なく、アテンザは2.2Lディーゼルターボの大トルクで快適なクルージング、瀬戸大橋を渡り、岡山県から広島県に入った奥谷PAまで走ったところで24時となり車中泊となりました。多くのトラックの重低音を子守唄に爆睡開始・・・
アテンザはセダンなのに、2分割リアシートを前に倒すとトランクスルーになり、出発前敷いていたマットレスで足を伸ばして快適に寝る事ができました。
11月3日(金)祝日 文化の日
まだ暗い5時頃目覚め、山陽道、九州道をひたすら西進し、昼前に佐賀入り。会場の河川敷駐車場は、大会公式HPで「残りわずか」とありましたが、すぐに満車になると判断して、(この判断は正解でした)
徒歩圏内の駐車場に目的地を設定しました。会場駐車場に続く国道左車線は 長蛇の列でしたが、その右車線をスイスイ追い越し、徒歩圏内の駐車場に並ぶことなく駐車することに成功しました。
正午前に着いたのもタイミング良かったようで、朝のフライト終了から午前の各イベントが終わった人が歩いて駐車場に帰って来ているタイミングで、着いたら待つことなく入れてラッキーでした。嘉瀬川にかかる橋を渡り河川敷を20分ほど歩くと会場に着きました。
まずは屋台で宮崎名物肉巻きおにぎり棒で腹ごしらえし、人でごったがえす 「うまかもん市場」を散策(テント内で地元佐賀の美味しいものを堪能できます)腹ごしらえが終わると、さらに河川敷を歩き観戦ポイントあたりにシートを広げ横になったのですが、その日、西日本は高気圧にすっぽりはまり、11月とは思えない25℃の夏日で、日差しが強く、キャップで顔を覆ってもチリチリと照り焼き状態でした。アナウンスでは、午後のフライトが出来るかどうかの会議「ブリーフィング」が終了次第、15時くらいにはお知らせ出来ますと伝えていますが、時計はまだ13時。あと2時間照り焼き我慢大会です。
寝いのですが、日差しが強く眠れず、ただ横たわり時間を無駄に浪費します。
「初見殺し」と言われることもある佐賀バルーンフェスタ準備が悪いといろいろと問題が出てきます。
空いた時間はスマホでリアルタイム情報を収集したいのですが、携帯の充電がすでに4分の1程度に
なっていて、あまり使うと肝心のイベント撮影が出来なくなりますから、またまた我慢大会。
佐賀インターナショナル我慢大会(笑)。そして我慢して待った挙句、
「本日午後のフライトは風の影響で中止」となりましたのアナウンス。
残念ですが、ここで泣いてもぼやいてもバルーンは飛びません。
今日は、はるばる佐賀まできて、肉巻きおにぎり棒食べて暑い中昼寝しただけ^^
このまま帰っては苦労が浮かばれません(バルーンだけに^^)
どうしよ?とりあえず宿探さなきゃ・・・
電池の消耗気にしながら、「楽天トラベル」で検索。
周辺には空きがあるわけもなく、福岡あたりも探しますがバカ高い部屋くらいしか空いておらず・・・
あたりまえ・・・自業自得でした。またてくてく歩いて徒歩圏内駐車場へ向かいます。
「最悪、そこで車中泊しよか・・・」
しかし、駐車場に着いて警備員さんに「今夜はここに泊まれますか」と尋ねると、
ここは午後5時までに出て頂きます。明日は朝5時に開放しますが、4時頃から並んでいて、5時に来てもたぶん入れませんよとのこと。
駐車場難民誕生。宿なし、携帯電池なし、食べ物なしの3ない運動。
やばいよやばいよ~。出川さんみたいにどこかで充電させてもらえないか・・
「とりあえず充電ケーブル買いにカー用品店いこ」僕
「え~!もってないの~?」とあきれ顔の嫁さん
「ホテルで充電しようと、普通の充電器はあるんだけど・・・」僕
ん?シガライターのアダプターからしか充電出来ないと思い込んでいた
昭和人間な僕でしたが、幸いUSBの差し込み口があり、接続ケーブルを持っていたので
事なきを得ました。(←我ながら準備わるっ)
夕方18時までに河川敷の会場駐車場に入れば、今年は車中泊が可能と聞き、
今夜も車中泊することに決定(←決定もなにもそれしかない)
時計は16時、車の燃料入れて、コンビニでビール・酒・肴と、明日の朝
食べるおにぎりとコーヒーを買い込んで、河川敷の北駐車場に入ることが出来ました。時計は17時、
車でニュース見ながら晩酌して(←平日ルーティン)
しかし、ほろ酔いになったもののまだ薄暗い17時半・・・
でも疲れていて、アナグマが巣に帰るように(←しらんけど)
後部座席トランクスルーに潜り込み、爆睡開始。
11月4日(土)
目が覚め、時計見ると、夜中の1時(笑)、何もすることなく、また寝る。
3時頃から何度も目が覚め眠れなくなるが、また寝て、6時に起床。
嫁さんが、「トイレに行列できてるよ」というから、先に行っておこうと、
10個くらい並ぶ仮設トイレに行くと大行列が!!
我慢していなくて良かった~(特に大を我慢してだったらアウト)
5分くらい待って用を足し、手洗い(3基くらい設置)はスルー
先に並んでいる人を見ていたので承知済み、手洗い水が出ないと女性が慌てていました。
黄色の1m角くらいの手洗い水タンクは、約1000Lですから、トイレの利用者数を考えれば、
秒でなくなるはず、せっかく設置するのなら考えてほしいところです。
除菌ウェットティッシュで手をふきふきです。
6時半に出発、河川敷をひたすら歩き、競技エリアまでくると人で
ごった返しています。夜露で濡れた芝の法面に小さなビニールシートを敷き
腰かけると、競技フライト出来るとのアナウンスが流れ、会場は安堵の空気に包まれました。
みんな来た甲斐がありました。
アナウンスは会場中央のローンチエリア(イベントのメイン会場)の堤防上に
設けられた仮設の上から情報を発信してくれているのですが、
アメリカ人MCと女性の軽快なトークがなかなか盛り上げてくれます。
アメリカ人MC(ごめんなさいお名前を忘れた)さん、佐賀在住らしく、
佐賀弁と英語を交互にまじえて楽しい実況です。
時々、スタジオ前を通りかかる人に声かけて
どっから来たと?お~そうね、オッケーよかよか、がばい遠くからセンキューね、
気を付けていかんばね~みたいな(笑)
日が昇り、次々と飛び立つバルーンの美しさと、遠くから会場の目指して飛んでくる無数のバルーン、
ウクライナのバルーンが、観客に近づくと拍手喝采。
バルーンを正確にコントロールして、ターゲットに砂袋を投下、成功すると
アナウンスで「ヤッター」コールで会場も一体となりました。
7時半から約2時間、フライトを堪能し、写真もたくさん撮って帰路につきました。
北九州で、門司港レトロに寄り道し、門司港駅周辺を散策していると、
駅で結婚式が行われていました。道ゆく人々の拍手で幸せそうな新郎新婦に
幸せをおすそ分けしてもらった気分でした。
朝、佐賀を出発してひたすらアクセル踏んで、カーブの連続する中国縦貫自動車道から山陽自動車道を
突っ走り、北九州と広島の中間あたりにある、下松SA(くだまつと読みます)でランチ。
せっかく旅しているのに、吉野家の牛丼(笑)
四国の家に帰りついたのは16時半ころでした。
本日の走行距離約650km。約1300km久しぶりのロングドライブでした。
最後まで読んでくださって有難うございました。